地域に開かれた図書室に... 建設中のトゥールプチャック中学校の保護者を対象に、「衛生的な生活」をテーマに第1回の農民講座を開きました。
地域住民の97%以上が農民です。彼らの多くは衛生知識を持たず、水、食物、排泄に問題があります。そのため薬を買ったり、病院に行くための出費をしなければなりません。病気になれば仕事や学校を休まねばなりません。 このセミナーを開いて下さった日本大使館とASACにお礼申し上げます。 〔 『家庭と日常生活での衛生』 〕 チュムキリ郡保健センター長 プラッ・ロッター氏を講師に迎えて、衛生の基本について話をしていただきました。 石鹸で手を洗うこと、水は必ず煮沸して飲むこと、結核が多いので、咳が続くときは人にうつらないようにマスクをすること、が強調されました。 質疑応答の後、センター長は病気になったら保健センターに来てください、と参加者に呼び掛けていました。 ASACスタッフのソングリーも、水を沸かして使うこと、手洗いをすること、食材を水洗いすること、貯水場に動物を近づけないことなどについて話をしました。 今後さらに2回の農民講座を開き、その中で本の紹介、図書室の利用の仕方も説明して、地域住民が図書室を積極的に利用して行けるようにはかって行きます。 |
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