〔 ASAC創設20周年記念の学校訪問 〕
プノンボン小学校は、1997年に外務省草の根無償資金援助によりASACが建設した5教室の校舎です。このたびプノンペンの編み物の会 amourの皆さんが図書を寄贈、学校を訪問して下さいましたので、寄稿をお願いしました。
6月に「あむーる」として初めてのチャリティバザーを開催。「The Library Project カンボジアのこどもたちに夢を届けます!」というキャッチコピーのもと、たくさんの方に共感いただき、予想以上の資金を集めることができました。浦田調整員には、スタンプ作りから図書の購入、現地での昼食の手配まで、きめ細やかなサポートで、何から何までお世話になり、本当にありがとうございました! 訪問させていただいたプノンボン小学校はプノンペンから車で2時間ほど。道路状況はかなり良好で、何十年ぶりかの遠足気分で騒いでいるうち、あっという間に到着した感じです。草原の中にポツンと見える赤い屋根が印象的でした。校舎の外観は想像していたよりも立派でしたが、教室の床は地面であちこち陥没しているし、小さな机に子どもたちが何人もくっついて座っている状態。トイレはちゃんとあるのに女の子も木や草の陰で用を足しているし・・・もちろん手洗いも徹底されていません。子どもたちのはじけるような笑顔とキラキラした瞳が気持ちを明るくさせてくれたものの、心がきゅっと締め付けられるような思いでした。
帰り際、校長先生からの「次回は運動器具を」とのリクエストに、私たちのようなごく普通の主婦がカンボジアの学校教育のため、できることがあるということに驚きを感じつつも、必ず期待に応えたいとの思いです。学校をより良い環境にしていくことが、子どもたち、そしてカンボジアの未来を拓く力になると信じ、これからも支援を続けていきたいです。また、現場を見てきた私たちが、カンボジアの小学校の現状を広く伝え、より多くの人に関心を持ってもらい、協力を呼びかけていかなければと思います。プノンポン小学校の子どもたち〜!次はサッカーボールを持って行くので待っててね!! (横山陽子)
学校の子供たちは、みんな目がキラキラしていて笑顔がかわいかった。
今回、初めて自分達の寄付が実際に届けられる様子を見ることが出来ました。ただ募金をするだけでなく、自分の労力をかけた作品を売り、その売り上げをまた「本」と言う形にして役立ててもらえたという何にも代えがたい充実した時間を得ることが出来ました。
今までボランティアをしたことがなかったのですが、カンボジアでは日本でなかなか経験出来ないことをしようと思っていたので、微力ながらも参加しました。
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